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最近のお墓事情(おひとりさまのお墓)
1月になり、正月で家族と集まって、お仏壇に手を合わせることもあると思いますので、
それに関連して、今回は、最近のお墓事情についてお話ししたいと思います。
1. なぜ司法書士がお墓の話し?
最近ときどきあるのが、お墓をどうするか?という相談。
司法書士がなぜお墓の相談を受けるかというと、
「おひとりさま」からの相談が増えてきたからです。
自分も年齢を重ね、頼れる家族がいないと、入院どうする?
から始まり、施設入所の手続き(認知症になっていたら誰がするのか?)や、
亡くなったあと、誰が死後の手続きをするのかと言うことで、相談を受けることがここ数年増えてきました。
そのときに、自分のお骨を埋葬してくれる人がいないとか、自分が亡き後、先祖代々のお墓を墓じまいして欲しいとか。
司法書士になる前は、お墓についてのお手伝いをするとは夢にも思いませんでした。
2. 誰もがおひとりさまになる時代
生涯独身の方や、結婚していても子どもがいない方(配偶者が亡くなればおひとりさまになります)だけでなく、
子どもがいても何らかの事情で縁遠い方、様々な事情でおひとりさまになる人が多い時代ですね。
そんな私も、妻と娘がいますが、娘は独立していますし、妻に先立たれれば、おひとりさまです。
私が先立てば、妻がおひとりさま。今の時代は核家族化が進み、どんな人でもおひとりさまになる可能性がありますね。
3. 川嵜家のお墓事情
例えば私の家。両親がいて、私は3人兄弟の長男です。
一方で、私の家族は妻と娘が1人。私の父はつぐべきお墓がないので、両親が入るお墓はまだありません。
いつか作るかもしれませんし、作らないかもしれません。
両親がお墓を作った場合、仮に私がそのお墓を守ったとしても、その後、娘につがせるのは現実的ではないですね。
そうすると、私の代でいつかは墓じまい。
私たち夫婦は、どこかの霊園で樹木葬でしょうか。
両親がお墓を作らない場合、両親は本家のお墓に入るかもしれませんし、霊園で樹木葬かも。
私たち夫婦も樹木葬ですね。
いずれにしても、次の代(私の娘)がお墓をつぐことはないと思います。
こんな感じで、お墓を継ぐ人がなかなかいない時代になってきました。
どんな人でもおひとりさまになる時代です。
もし、自分もおひとりさま(予備軍)で、死後の納骨など手伝ってくれる人がいない場合、お気軽にご相談ください。
(具体的には、「死後事務(お骨の埋葬や、家の片付け)」を当方に依頼することになります)
当法人は法人ですので、私がいなくなっても次の代の者が対応できますので。(笑)