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ローマ帝国と町内会

ブログ
2025.04.03
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司法書士の川嵜です。

なぜか、町内会の会長をしておりまして、

次の役員が決まらないと辞められず、ホント大変で。。。


そこで、今回は、

「ローマ帝国と町内会」 という、全く訳のわからないテーマでお送りします。(笑)



■■ 歴史を見ると、人間のパターンが見える
歴史は繰り返すといいますが、
歴史を見ると、人間のパターンが見えてくるようです。
例えば・・・
・上手くいくと、人間は慢心する
・権力を持つと腐敗する
・外部環境が変わって、改革しようとしても、既得権層がじゃまする
・でも、その既得権層は、外部環境の変化に耐えられず、結局吹っ飛ぶ
・人は「黄金時代」を美化しがち
・一部の天才・異端者が歴史を変える
・経済が安定すると、人々は精神的な充実を求める
・強すぎるリーダーは、後継者が難しい(組織型に移行しないと続かない)
などなど、あげていったら切りがないですね。
歴史を学ぶと、世の中の動きや組織の動きを見て、
「あ、これは歴史上のこのパターンに似てるな」
って、ピンとくることがあります。
私が学んでいるのは「コテンラジオ」ね。
https://coten.co.jp/services/cotenradio/
#メッチャおもしろいですよ


■■ 町内会の事業承継
実は、ひょんなことから町内会長をしていまして、、、(泣)
めっちゃ大変なんですよ。
#もうすぐ2年
#2年で絶対辞める!


でも、町内会長を1年やったくらいから、「これは続かない」と思ったんですね。


・役員の高齢化
・何をしたらいいかマニュアルがなく、高齢な役員(前会長)の頭の中しかデータがない
・町内の人は無関心で、次に役員に手を挙げる人がいない


これって、昭和の時代のそのままの状態だと思うんですよね。
昭和の頃はそれで良かったんですよ。
だって、
生まれた頃からその地域に住んでいて、
住民は、みんな知り合い。
だから、町内の同級生とかに
「おい、おまえ、次、町内会の役員やってくれよ」
「わかったよ、しょうがないな。どうしたらいいか教えてくれよ」
「もちろんだよ。ところでこれから飲み行こう?」
こんな感じ。


だから、役員のなり手はかんたんに見つかるし、マニュアルもいらない。


でも、現代の(特に)住宅街は


・その地域で生まれた人は少数派
・地域で知り合いはいない


こんな風に、時代が変わってきたんですね。(外部環境の変化)
なのに、昭和のノリで町内会を回そうとしていると当然回らなくなってきます。
結果として、役員のなり手がいない(頼める人がいない)ので
同じ人が5年も10年も、場合によっては20年も役員をやり続けることになっています。
結果、役員の高齢化。
その人が病気になったり、施設に入ったり、亡くなったら・・・・
もう、回らなくなるのは目に見えてきますね。
ということで、私は、町内会の事業承継に取り組んでいます。
忙しいのに何やってるんだろ(泣)


■■ 役員の現状 (ここから歴史と重ね合わせね)


・手当は出るが、基本ボランティアベース
・住民は無関心なので、(感謝もされず)役員をやるモチベーションが沸かない
・やり手がいないので、しょうがないから義務的に役員を続けている


ということで、基本、町内会の役員を誰もやりたがらないですよね。
これって歴史上、似たケースがあります。
ローマ帝国のカエサルが登場する前の時代です。
当時のローマ(紀元前100年くらいね)
は、近隣諸国に対し侵略を始め、領土を拡大していました。
領土を広げると、そこから上がる税収が入るので、国(貴族)が潤います。
だから、侵略して領土を広げたいんですね。
メリットは、新しい領地を獲得した貴族にあります。
一方で、民衆(農家)は、戦争に義務的にかり出される。
(義務的にやっているところが、町内会の役員に似ています)
しかも、戦争に行く際は


・武器や防具は、自分でそろえなければならない
・戦争に行っている間は、自分の土地を耕作できないので収入がなくなる
・拡大した領土から、新しい奴隷がローマに入ってくるので、自分が働く場もなくなる


ということで、民衆にとって領土拡大は


・義務的
・領土拡大してもメリットは全くない
・しかも死ぬかもしれない


という状態でした。
ですから兵士の士気は低くなり、ローマ軍はかなり弱体化が進んでいったんですね。


・義務的
・メリット無し

おお~、町内会の役員と同じ!(笑)


■■ マリウスの軍制改革
そこで出てきたのがガイウス・マリウス。
カエサルの叔母の夫(義理の叔父)にあたる人です。
マリウスは、弱体化したローマ軍を強くするために「軍制改革」をしたことで知られています。
簡単に言うと、義務的な徴兵から、「職業軍人」にしたと言うこと


つまり、
「給料を払うから兵士になってね」
っていう改革です。


そうすると、職業軍人になれるので、その人は生活が安定
自分で望んで兵士になっているのでやる気もある(かり出されたのとは違う)
つまりモチベーションが上がります。
しかもしっかり訓練ができるので、統率もとれるようになる。(それまでは寄せ集め)
ということで、ローマ軍は強くなり、その後のローマ帝国を築く、きっかけにもなりました。


■■ 町内会の役員に適応すると

それまでの義務的な役員から、仕事としての役員にしてはどうかという提案です。
(職業役員)


まず、しっかりとした報酬を出す。
仕事をリタイアした人でも、アルバイトをしている人はたくさんいます。
しっかりした報酬が出るのがわかれば、役員に手を挙げる人がいると思います。
自分から手を挙げているのでモチベーションも高いはず。
そして、職務内容をきっちりマニュアル化(軍隊の訓練にも通じる)


一方で、役員をやって報酬をもらうことが「既得権」になるので、ここに落とし穴がありそう。
(権力や既得権は長く続くと腐敗する)

ですから、役員をやる事ができる上限期間はしっかり設ける。


アメリカの大統領も、上限の任期が設定されていますよね。

逆に、日本の市長などは上限期間がないことが多いので、長期政権で、不正や政治の私物化で、問題になっているケースが散見されます。


こんな感じで、町内会を進めたらどうかなって今考えています。
結論は数年後にならないとわからないですが、まずはこんな感じで進めてみます。
歴史を学んだことで、思いついたアイディアでした。
上手く行ったらいいなぁ・・・


PS
その後、役員の説明会をしたら、住民が5,6名参加してくれました。
今まではいくら呼びかけても無反応なのに、今回は違いました。
ひとまず上手くいきそうです。


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